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【山梨県】

保育所巡って食育 南アルプス市の団体 年度内に15ヵ所で

山梨日日新聞 2019年9月3日(火)
食べ物と栄養についてのクイズを楽しむ子どもたち=山梨県南アルプス市下今井
食べ物と栄養についてのクイズを楽しむ子どもたち=山梨県南アルプス市下今井

 食事を通した健康づくりを推進する山梨県の「南アルプス市食生活改善推進員会」は、市内の保育所を巡回して食育指導をする本年度の「ちびっ子ぱくぱく教室」をスタートした。年度内に15保育所を回り、人形劇やクイズなどで子どもたちに分かりやすく、栄養バランスの取れた食事や朝食の大切さを呼び掛ける。
 教室は会員のうち約30人が「グリーンマント」「ハイジ」「ぱくぱくクラブ」の3チームを編成して実施。初回の2日はグリーンマントチームを中心とした7人が同市下今井のマコト愛児園を訪れ、3〜5歳の約90人にオリジナルの劇などを披露した。
 人形劇「野菜をたっぷり食べよう」では、ピーマンのキャラクターがばい菌と戦い、野菜が体の調子を整える効果を表現。食べ物を赤(タンパク質)、黄(炭水化物)、緑(野菜)に分類するクイズでは、子どもたちが大きな声で色を答えていた。
 同教室は2007年度に開始。14年度から3チームに分かれて市内の保育所を巡回している。内容はチームごとに異なり、朝食の大切さを伝える寸劇や栄養の働きを紹介する歌など、子どもの注目を集められるように工夫している。
 グリーンマントの代表・青沼敏子さん(70)=同市清水=は「劇や遊びには子どもたちが夢中になってくれる。食事の大切さも伝わっているようだ」と手応えを感じている。サポートする市健康増進課の担当者は「子どもたちが覚えたことを家族に伝えることで、大人にも栄養バランスの意識が広がってほしい」と期待している。