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【神奈川県】

介護予防、担い手養成へ 都筑区が10月から講座開講

神奈川新聞 2019年9月4日(水)
都筑区が開いたロコモ予防の体力測定会。体操を教えるボランティアも育成する =都筑区役所
都筑区が開いたロコモ予防の体力測定会。体操を教えるボランティアも育成する =都筑区役所

  横浜市内で高齢化率が最も低い都筑区が、介護予防の担い手の養成に本腰を入れる。健康寿命の延伸に区民の関心は高く、関連の企画は常に盛況。区は10月から介護予防やロコモティブシンドローム(運動器症候群)予防の体操指導を担うボランティア育成の講座を行い、地域の高齢者への普及に注力する方針だ。
 都筑区に住む65歳以上の高齢者比率は、1月1日現在で市内最低の17・8%(市平均24・4%)で、平均年齢も市内で最も若い42・22歳(同45・79歳)。ただ区高齢・障害支援課は「都筑も高齢化率が年に1%のペースで上昇しており、今のうちから介護予防の取り組みを進める必要がある」と危機感を抱く。
 ロコモティブシンドロームは、加齢に伴う筋力低下や骨・関節などの運動器障害により、「立つ、座る、歩く」などの移動能力が低下する状態で、要介護や寝たきりになるリスクがある。同課は区役所を会場に6月、ロコモの予防講座を企画して受講者を募集すると、定員の50人はすぐ満杯に。同時に開催したロコモ予防の体力測定会にも、多くの区民が足を運んだ。
 同課は次の段階として、関心の高い区民に予防体操を学んでもらい、地域の高齢者に指導して普及を図るボランティアの育成講座を10月10日から、区総合庁舎内で開講する。全4回で、ロコモ予防のために市が開発した体操プログラム「ハマトレ」を基に、体験から実践、指導法へとスキルを高めていく。講師はケア・ウォーキング普及会代表理事で、健康運動指導士の黒田恵美子さんが務める。
 同課は「高齢者が区役所まで来なくても、地域で介護予防体操に取り組めるよう、ボランティア育成を続けたい」としている。講座の日時や定員、申し込み方法は区のホームページで確認できる。問い合わせは同課 TEL 045(948)2306。