ニュース
トップ

【新潟県】

特徴や工夫アピール 学生デザインコンペ 三条 金属加工技術生かし医工連携

新潟日報 2019年9月4日(水)
最終プレゼンテーションに臨む「LIFE」代表の山口貴士さん=三条市
最終プレゼンテーションに臨む「LIFE」代表の山口貴士さん=三条市

 新潟大や三条工業会などで構成する「燕三条医工連携コンソーシアム」が、第1回学生デザインコンペティションを実施した。課題は「医師が内視鏡検査時に座れる椅子」と「内視鏡を固定する器具」の二つ。11グループから応募があり、書類審査を通った新大工学部と医学部、長岡造形大の6グループが最終プレゼンテーションに臨んだ。

 医工連携事業は、新潟県の燕三条地域の金属加工技術を生かした医療関連製品や医療器具の開発を目指し、今年スタートした。コンソーシアムにはこのほか、三条、燕の商議所や両市、金融機関が参加している。

 デザインコンペは学生にも事業への関心を持ってもらうことが狙い。選考会は8月に三条市の県央技術支援センター研修室で開かれた。

 審査委員長の寺井崇二新大教授は冒頭、「次世代のイノベーティブな学生が一人でもこの地域から出てほしい」と期待を込めた。学生たちは15分の持ち時間で、特徴や工夫点、形状などを説明した。

 使い勝手や論理性、実現可能性の面での審査の結果、グランプリには新大医学部の学生でつくる団体「LIFE」(山口貴士代表)のメンバー3人による提案が選ばれた。LIFEは「医学生の立場で、医学・医療に新しい波を起こしていきたい」と今年4月に設立。今回のデザインコンペの応募は具体的な最初の活動だった。医学部生ならではの現場実感に基づく提案内容に、審査委員たちは感心していた。