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【福井県】

通所介護施設利用者がボランティアに挑戦 福井市

福井新聞 2019年9月13日(金)
手作りしたマスコットを児童に手渡す通所介護利用者=福井県福井市みどり図書館
手作りしたマスコットを児童に手渡す通所介護利用者=福井県福井市みどり図書館

 福井県福井市の通所介護施設「デイサービスリハビリセンタートレフル」を利用している高齢者が、地域でのボランティア活動への挑戦を始めた。担当する作業療法士は「社会参加や自立支援につなげていきたい」としている。

 施設内だけでなく地域活動を通じて社会参加につなげてもらおうと昨年12月、ボランティアへの興味の有無ややりたい活動の種類などアンケートを実施。興味があると回答した利用者を中心に3月、足羽川河川敷を彩る紙製の桜のランプシェード作りに取り組んだ。

 さらに8月には、近くのみどり図書館で開かれた認知症サポート講座を受講した親子連れに手作りしたマスコットを贈呈した。福井市の女性は「一針一針心を込めて作った。子どもたちに喜んでもらえて楽しかった。輪が広がった」。別の女性も「子どもたちはかわいくてかわいくて楽しかった。できることならほかにもボランティアやってみたい」と声を弾ませた。

 担当する作業療法士は「利用者自身が役に立ちたい、人と交流したいと自発的に参加していくきっかけになったのではないか」と話していた。今後も地域の公園清掃や、自身の経験を語る会などさまざまな活動を検討している。