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【福井県】

全コミバスにAED 福井県越前町の9路線で運用開始

福井新聞 2019年9月19日(木)
AEDをコミュニティバス車両に設置する内藤町長=9月17日、福井県越前町役場駐車場
AEDをコミュニティバス車両に設置する内藤町長=9月17日、福井県越前町役場駐車場

 福井県越前町は9月17日までに町コミュニティバス全8台に自動体外式除細動器(AED)を搭載し、全9路線で運用を始めた。心停止状態の人に電気ショックを与えるAEDを、乗客の救命措置だけでなく、運行中に路上で見つけた急病人らにも活用していく。

 町内バス事業者の要望を受け、町が本年度、予算化した。町によると、県内市町のコミュニティーバスでは若狭町に次いで2例目となる。

 AEDはバス内部の側面か荷台に搭載。乗務員13人は既に救命救急講習を受けており、緊急時は迅速に対応していく。バス車両にオレンジ色の専用ステッカーを張り、AEDがあることを知らせる。

 17日には内藤俊三・越前町長が環状ルート右回り路線のバス内部に設置した。

 町コミュニティバスの利用客は年齢層が高く、万一の際の安全性確保が期待される。これまで町内のAED設置場所は学校などの公共施設が大多数を占めており、町企画財政課は「動くAEDと位置づけ、路上での緊急時にも活用したい」としている。