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【広島県】

妊活サイトで不妊に悩む夫婦支援 広島県、検査や助成制度紹介

山陽新聞 2019年9月20日(金)
県が開設したサイト「広島県民 妊活大辞典」
県が開設したサイト「広島県民 妊活大辞典」

 広島県は、早期の不妊検査・治療を促す取り組みに力を入れている。妊活のプロモーションサイト「広島県民 妊活大辞典」を開設し、不妊検査や助成制度の利用方法などを分かりやすく発信。専門医が治療方法を説明するセミナーも福山市(22日)などで順次開催し、不妊に悩む夫婦をバックアップする。

 サイトでは「不妊検査」「助成制度」「申請手続」「提出書類」のテーマに分け、治療費がどれくらいかかるか▽助成対象となる検査や治療▽助成制度は何回利用できるか―などをQ&A形式で説明。不妊治療に対応している県内病院のリストも紹介している。

 夫婦ともに不妊検査を受けた場合に助成金を出す県の制度を周知する漫画のほか、五つの質問に回答すれば自分が助成を受けられるかチェックできる「10秒チャート」のコーナーもある。

 不妊治療の専門医が不妊の原因や治療方法を説明する「妊活セミナー・個別相談会」は福山、広島市の2会場で実施。福山すこやかセンター(福山市三吉町南)では22日午後1時半から、広島市まちづくり市民交流プラザ(広島市中区)は11月24日午後1時半から開催する。

 県は昨年度、県内の既婚者を対象に妊活や不妊に関する県民アンケートを実施。不妊について夫の当事者意識が低いことや、不妊検査・治療の情報が不足している実態が浮き彫りとなったため、妊活のサポート体制を拡充する。

 県子育て・少子化対策課は「不妊の原因の半数が男性側にある。サイトやセミナーを通じ、夫婦二人三脚の妊活を促していきたい」としている。