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【秋田県】
地域の医療どう守る 住民、医療、行政の代表が懇談会
秋田魁新報 2019年12月2日(月)

地域医療の将来像を話し合った懇談会
秋田県人口が70万人を割ると予測される2040年を見据えた「地域医療の将来像に関する懇談会」の県南地区が29日、横手市の県平鹿地域振興局で開かれ、行政や医療、住民の代表約20人がそれぞれの立場から意見を述べた。
8月から県北、県央、県南の3地区で各3回開かれた懇談会は今回で一通り終了。主催した県医師会は、年度内に医療体制の整備に向けたロードマップをまとめる方針。
県医師会は4月、一般的な入院治療が完結できる「2次医療圏」を現在の八つから、県北、県央、県南の三つに再編すべきとする提言を発表した。
今回の懇談会で医療関係者は「将来、人口も医療に携わる人も減る。集約する中核病院がないといけない。2次医療圏の見直しは必要になる」としつつ、「患者の移動手段や通院時間といった問題はもちろんある」と述べた。
住民側からは移動手段に対する不安の声が聞かれた。代表者は「コミュニティーセンターを利用するなど、人が集まる場所に医療が入ることができればいい」と語った。
懇談会を終え、県医師会の佐藤家隆副会長は「違う立場から多くの意見をもらった。医療を受ける側、提供する側が顔を突き合わせる場を今後も持ちたい」と話した。
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