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【秋田県】

生きづらさ、どう支援 市民や行政関係者、秋田市で研修会

秋田魁新報 2019年12月11日(水)
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生きづらさを抱えている人の支援策を話し合った研修会 

 「生きづらさを支える研修会」が7日、秋田市の秋田大医学部本道40周年記念会館で開かれた。行政関係者や市民ら約80人が参加し、発達障害などを抱えて悩む当事者や保護者の支援策を話し合った。NPO法人セーフティネット秋田つなぎ隊(堀井明美理事長)主催。

 メインのディスカッションでは、発達障害の子どもがいる保護者の女性、相談活動を行っている精神保健福祉士、秋田市福祉総務課の担当者、堀井理事長がパネリストとなって討議した。

 保護者の女性は2人の子どもが不登校になった経験を踏まえ「親や周囲の願いを子どもに押しつけるのではなく、子どもがどうしたいか考えることが大切。変わらなければならないのは、子どもではなく親の方」と訴えた。

 引きこもりの若者の居場所づくりや相談活動に取り組んでいる秋田つなぎ隊の堀井理事長は「生きづらさを抱えている人が社会の一員として生きていってもらうため、民間の立場で応援していきたい」と述べた。

 コーディネーターを務めた秋田大大学院医学系研究科の佐々木久長准教授(保健学)は「生きづらいと思っている人は、自分は一人だという感覚を持っている。そのつらさを分かち合ってくれる人を求めている」とした。