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【島根県】

益田・美都 高齢者 元気に長生き支援 12日から

山陰中央新報 2019年12月11日(水)
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 中学校で生徒と地域の高齢者が一緒に給食を食べるなど、栄養バランスの取れた食事を楽しく取り、健康寿命を伸ばす取り組みが12日、益田市美都町の都茂地区で始まる。「もっと・ずっと・元気に暮らそうツアー」と銘打ち、住民有志が高齢者を送迎。道中、地元スーパーにも立ち寄る「買い物支援」も組み込む。市は美都町内の全地区に広げるよう検討する。

 市の介護予防ニーズ調査(2016年)で市全体の65歳以上の約2割が食事を共にする相手がほとんどないか、年数回と回答。高齢化率50%超の都茂地区は、高齢者サロンや自治会で月1回程度予定するツアーで、環境改善を目指し、効果の検証も行う。

 ツアーで高齢者は自宅や近くの集会所などから地元有志の送迎で美都中学校に出掛け、ランチルームで生徒たちと給食を食べる。保健師らが指導する地域の介護予防や健康づくりの教室にも参加。地元スーパーで買い物も楽しむ。

 毎月対象を決め、今月は高齢者サロン「丸茂フラワーサロン」の参加者、1月は山本郷、大神楽両自治会の住民。給食の実費分として1人300円が自己負担となる。丸茂フラワーサロン世話人代表の西野富士子さん(67)は「生活が楽しくなる支援になればうれしい」と話した。