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【秋田県】

「しらかみ終活相談所」開設 「親亡き後」の悩みにも対応

秋田魁新報 2020年5月13日(水)
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市民プラザ2階に事務所を構えたしらかみ終活相談所。業務に当たる(左から)戎屋さん、藏本さん

 秋田県JR能代駅前の能代市民プラザ2階に先月、相続や終活に関する相談や支援を行う窓口「しらかみ終活相談所」がオープンした。空き家の整理や墓じまい、加入保険の見直しなどに加え、障害のある子を持つ親が亡くなった後の財産管理をどうするかといった「親亡き後」の悩みに応じる。

 市民プラザには、家族の困り事の解決や移住定住に関する相談、終活支援などに応じているNPO法人「eナビステーションりあん」が入居。プラザの運営も手掛ける。主に県外で暮らす能代山本地域出身者からの相談が多い。

 このため、対象を地元高齢者にも広げようと、りあんの事務局長も務めるファイナンシャルプランナーの藏本光喜さん(67)=北秋田市阿仁水無=と、能代市役所OBで行政書士の戎屋鉱希さん(64)=能代市万町=の2人が中心となって立ち上げ、先月14日付でNPO法人の認可を受けた。

 相続では、高齢者が亡くなったときのために、あらかじめ家族間で財産の使い道を決めておく方法があるほか、「親亡き後」の問題については、成年後見人や、障害者の生活支援のための「福祉型信託」といった制度がある。

 「制度としてさまざまな財産管理の方法があるが、どれも認知度は低い。中身が複雑なイメージもある」と藏本さん。戎屋さんは「終活というより、これから先の生き方を、周囲にはばからず話せる環境をつくりたい」と話す。

 相談は無料。月、水、金曜午前10時〜午後3時(第2、4水曜は定休)。ホームページはhttps://as-ebisuya.com/。TEL0185・74・6461