ニュース
トップ

【愛媛県】

障害者の作品掲載したカレンダー制作販売 収益の一部を作家へ

愛媛新聞 2020年6月29日(月)
ニュース画像
県内の障害者のアート作品を掲載した2021年版カレンダー。えひめ洋紙が制作・販売し、収益の一部を作家に支払う=23日午後、松山市高岡町

 えひめ洋紙(松山市)が、県主催の「えひめの障がい者アート展2019」の入賞作品を掲載した2021年版カレンダーの制作を進めている。収益の一部を作家に報酬として支払い、障害者の経済的自立や社会参加の推進を目指す。
 同社によると、「地元で何かできることはないか」と考えていた山本恒久社長が、同アート展で力作、大作を見たのが制作のきっかけだった。
 カレンダーは縦約47センチ、横約30センチで、中学生から50代までの12人の絵画や版画などを掲載する。アプリをダウンロードしたスマートフォンをかざすと、作家の名前やメッセージなどが見られる。
 21年版の販売目標は5000冊で、作家への報酬は1人4万円。2年後にはそれぞれ2倍を目指す。
 同社によると、作家の関係者からは「障害者アートの裾野も広がる」との声が聞かれ、新たにアートに取り組みたいという人も出てきている。