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【神奈川県】

障害者の得手不得手を一目で 就労支援企業が新サービス

神奈川新聞 2020年7月15日(水)
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「キャリアサポートカルテ」のイメージ図(ダンウェイ提供)

 障害者の就労を支援するダンウェイ(川崎市中原区)が7月下旬をめどに、障害者の持つ能力を“見える化”するサービスの提供を始める。得意、不得意をチャート図で示すことで、能力を最大限発揮できる就業先での就労につなげたい考えだ。
 障害児の母親でもある同社の高橋陽子社長(46)は9年ほど前、「自分が死んだ後もわが子が安心して暮らしてほしい」との願いから起業。企業の総務部門で障害者雇用に携わった経験から「『障害者は仕事ができない』というイメージを打破したい」とサービスを思い付いた。
 「キャリアサポートカルテ」はパソコンやスマートフォンにインストールするソフトで、障害者が行ったテストや仕事の結果を入力すると、障害者の持つ能力がチャート図で示される。
 利用料は1カ月約1万円からで、障害者を雇用している企業や障害者の就労を手助けする団体の利用を見込んでいる。同社の金子滋さん(52)は「能力を知ることで、障害者の仕事の幅を広げられる」と説明。高橋社長も「障害者の得意、不得意を正しく把握することが、就労先とのミスマッチ解消にもつながる」と期待している。