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【岩手県】

手洗い促す絵カード 岩手・花巻、知的障害者向け作製

岩手日報 2020年8月19日(水)
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手洗いを促す絵カードを見て手を洗うブルリの杜の利用者。感染症の拡大を防ぐため衛生習慣の定着を視覚的に訴える=花巻市石鳥谷町

 岩手県花巻市の福祉関連の企画会社ヘラルボニー(松田崇弥社長)などは、福祉施設での衛生習慣の定着を目指すプロジェクトを立ち上げた。知的障害者が理解しやすいよう道路標識のように絵で表して手洗いやうがいを促す絵カードを作製。新型コロナウイルスの感染防止に役立てるため、希望する全国の施設を対象に配布し、利用者とのコミュニケーションのあり方を提案する。

 絵カードは道路標識を模して手洗いを促すものやキャラクターが描かれたものなど24パターンを用意した。知的障害者が言語よりも視覚的な表現の方が理解しやすい特徴に着目。いずれもデザイン性を加えシンプルな色使いで仕上げた。

 同市石鳥谷町の県自閉症協会生活介護施設ブルリの杜(もり)(熊本葉一施設長、利用者17人)は6月中旬に絵カードを導入。洗い場近くや作業場などに掲示して利用者に手洗いを呼び掛けたところ、17人中16人が自主的な手洗いを増やした。

 熊本施設長(61)は「利用者は一度ルーティンになれば続けてくれる。絵カードは言葉で伝えるよりも良いきっかけになり、施設のコロナ対策としても助かる」と認める。

 試みは「GRAM PROJECT(グラムプロジェクト)」と銘打ち、東北博報堂(仙台市)などと協力して絵カードを希望する福祉施設に無償で配布。利用者の行動に変化が見られたかアンケートを行い、絵カードの効果を確かめる。

 ヘラルボニーの松田文登副社長(29)は兄翔太さん(32)が自閉症で、家庭でよく絵カードを使っていたこともあり、プロジェクトを思い付いた。松田副社長は「今後は日常生活の行動や教育分野のカードも作製し、(障害者の)活動の幅が広がるような取り組みにつなげたい」と意気込む。


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