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【青森県】

乳幼児の睡眠改善 アプリで助言 弘大が実証研究へ

東奥日報 2020年8月27日(木)
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弘前大が本年度活用する睡眠改善アプリ。端末を通して専門家の助言を受けられる

 睡眠に問題を抱える乳幼児を育てている保護者のため、弘前大学は9月から、大阪大が開発した専用アプリを使って適切なアドバイスを送る社会実証研究を青森県弘前市で行う。睡眠不足は、子どもの脳の発達に悪影響を与えることがこれまでの研究で分かっている。弘大関係者は「睡眠の改善は、子どもの健やかな発達につながる。アプリ活用で、子育てに悩む保護者の負担を軽減したい」と話し、将来的に県内で広く利用されることを目指している。

 事業は、大阪大と同市の協力を得て来年3月まで行う。対象は同市の1歳半健診を受けた子どもの保護者20人。

 使用するアプリは大阪大が2017年に開発した「ねんねナビ(R)」。アプリに、子どもの1日の行動、食事の時間、寝床に就いた時間、機嫌・体調、保護者の生活状況などを入力。その記録を踏まえ、弘大や大阪大などの“眠りの専門家”が保護者にアプリを通して助言する。「夜目覚めた時に5分間そっと様子を見てみる」「寝る1時間前から、音、光の出るおもちゃを使わずゆっくり過ごしてみる」など、課題解決の提案をいくつか示し、保護者に選んでもらう。

 県民に広く使ってもらうことを目標とし、効率的な運用のため、人工知能(AI)を活用して助言することや、アプリ運用の担い手の養成に取り組む。

 大阪大が17年から18年にかけて、アプリを使って東大阪市で行った実証研究では、子どもの起床時間が早くなったり、夜中に起きる回数が減ったりするなどの成果が出ている。

 弘大子どものこころの発達研究センターなどによると、乳幼児の約3割が、睡眠不足や寝る時間の遅さなど何らかの眠りの問題を抱えている。幼少期の眠りの問題は、不注意や多動傾向の要因となる可能性があると海外の研究で分かっている。

 同センターの新川広樹・特任助教は「子どもが機嫌よく過ごすようになると、保護者の育児ストレスも軽減する。共働きが一般的になるなど、ライフスタイルが変化する中、保護者の視点に立った励ましを行いたい」と語った。

 研究事業は、国内の6大学(弘前、大阪、金沢、浜松医科、千葉、福井)が共同で行っている「子どものこころの研究センターから展開する国際研究拠点の形成と社会実装」(19〜28年度)の一環。アプリを使った研究は本年度、弘前のほか、金沢大が石川県加賀市で、福井大が福井県永平寺町で行う。


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