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【徳島県】

障害者の心身成長に一役 余暇活動グループ「さくら学級」(徳島市)が発足20年 芸術・運動で仲間づくり

徳島新聞 2020年9月7日(月)
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パッチワークに取り組むさくら学級のメンバー=徳島市の県立障がい者交流プラザ(さくら学級提供)

 徳島市内の特別支援学級で学ぶ児童生徒や卒業生らの余暇活動グループ「さくら学級」が発足から20年を迎えた。芸術や運動などの各種活動に取り組む機会を増やすことで、知識・技能が身に付いたり得意分野ができたりと、心身の成長に一役買っている。親同士の交流の場としても役立っており、保護者は「悩みを相談できる仲間がいるので心強い」と話す。

 さくら学級は、障害児の休日の活動を充実させようと、障害児学級(現・特別支援学級)の教員3人が中心となって2000年に立ち上げた。現在は中学1年生から社会人までの約30人が通っており、毎週土曜日の午前中に徳島市の県立障がい者交流プラザでさまざまな活動に取り組む。

 元教員や教員らが水泳、手芸、劇、調理、音楽などを幅広く教えている。社会人としての必要な技能に加え、集団活動を通じて仲間づくりにもつなげているという。発足年に阿波踊り連「さくら連」を結成し、保護者とともに演舞場に毎年踊り込んでいる。

 さかき貴子さん(59)=同市南庄町2、会社員=は14年前から長男大樹さん(26)=清掃作業員=とさくら学級に通う。さかきさんは「子どもはできることが増えると笑顔になる。それがうれしい。親同士のコミュニケーションも深まり、大きなよりどころになっている」、大樹さんは「毎週楽しみ。後輩がたくさんできたので責任感が生まれた」と笑みを浮かべた。

 さくら学級には社会人になった卒業生も多く通っており、進学や就職の際に卒業生の保護者がアドバイスをするなど、子どもの将来についても相談できる機会になっている。世話人代表の藤永容さん(64)=同市南末広町=は「みんなが活躍してくれるのが大きな励み。成長できる活動の場を提供していきたい」と話した。


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