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【宮崎県】

子ども食堂再開後押し 感染対策ガイドブック作成 宮崎市

宮崎日日新聞 2020年9月18日(金)
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新しい生活様式を踏まえた子ども食堂運営のガイドブック

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中止が続く子ども食堂の再開を後押ししようと、宮崎市は新しい生活様式を踏まえた、子ども食堂運営ガイドブックを作成した。同市のホームページ(HP)で公開している。
 ガイドブックは全11ページ。開催の決定、準備、当日、感染者が発生した場合の対応に分かれており、チェックリストも付けている。
 当日の項目では、参加者は事前に体温を測定することや、マスクやフェースガードの適切な着用、混み合う場合は入場を制限すること、参加者の名前と連絡先を聞くことなどを紹介。調味料やドレッシングなど参加者同士が共有して使わないよう注意を呼び掛けている。
 また感染者が発生した場合の対応については、保健所の指示に従い、施設や設備をアルコールなどで拭き取ることや、濃厚接触者の調査に協力することなどを求めている。
 市子育て支援課によると、県内初の感染者が確認された3月以降、市内の子ども食堂で開催中止が相次ぎ、3〜5、8月は全21カ所で取りやめに。子どもの成長や高齢者らの居場所として地域に欠かせないため、運営団体の不安を取り除こうと、子ども食堂を支援する「支え合いの地域づくりネットワーク」に作成を委託。串間市民病院の江藤敏治院長が監修した。
 同課の河野芳州(よしくに)課長は「飛沫(ひまつ)を防ぐパーテーションや非接触型体温計など市から貸与できる備品もある。ガイドブックを参考に再開を検討してもらえれば」と話している。