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【福島県】

「こころの医療センター」22年12月開院へ 矢吹に新設病院建設

福島民友新聞 2020年9月18日(金)
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こころの医療センター(仮称)の概況

 県が県立矢吹病院を建て替える形で矢吹町に新設する病院「こころの医療センター」(仮称)は2022年12月に開院する見通しとなった。16日、現地で起工式が行われた。

 当初、病棟は21年度、外来・管理棟は24年度の完成を予定していたが、建物の配置や工程を見直し、全体的な開院時期を前倒しする。現在の病院はセンター工事中も運営する。

 センターには、子どもの発達障害や不登校など適応障害の治療に当たる児童思春期病床を20床新設し、全国的に増加している子どもの精神疾患への医療提供体制を強化する。心神喪失や心神耗弱の状態で重大な他害行為を行った人の治療を通じて社会復帰の促進につなげる医療観察法病床も新たに6床設ける。

 建物は地上4階、地下1階建てで延べ床面積は約1万3760平方メートル。病床数は矢吹病院より2床多い計148床。全室の個室化で療養環境の向上を図る。総事業費は約82億円。

 内堀雅雄知事や阿部正文県病院事業管理者らがくわ入れし、工事の安全を祈った。内堀知事は「患者の皆さんが安心して受診できる院内環境を整備していく」とあいさつした。