ニュース
トップ

【鹿児島県】

障害者の就労支援に農福連携JAS取得 鹿児島市・誠晃

南日本新聞 2020年10月22日(木)
ニュース画像
ノウフクJASの表示をした農産物=鹿児島市

 障害者就労継続支援事業所の運営や生活困窮者の就労準備支援を手掛ける誠晃(鹿児島市)が鹿児島県内初の「ノウフクJAS」を取得し、21日からJASマークを表示した農産物の出荷を開始した。8月までに審査を受け、認証されていた。

 ノウフクJASは日本農林規格(JAS)の一つ。障害者が農産物や加工品の生産に携わったことを証明し、「農福連携」を社会に浸透させることを目指す。

 基準を満たした出荷者は、JASマークに加え、ノウフクの文字と説明を商品に表示できる。商品のブランド力が高まり購買者が増えれば、農福連携への理解が深まり、障害者の雇用環境の向上につながると期待される。

 同社のA型事業所「障害者就労センターみなよし」(同市)は現在27人が利用する。ビニールハウスでキクラゲやシイタケを栽培するほか、農家の高齢化が進み管理者がいなくなった農地を借り受け、米やミカンを生産。スーパーや直売所に出荷する。

 星原誠社長(46)は「ノウフクJASの表示が、障害者支援施設の存在や活動を知り、商品を手に取るきっかけになれば」と話す。