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外遊び「土曜キッズ広場」人気 井原・荏原地区、住民が指南役

野外でのパン作りを楽しむ子どもたち
井原市荏原地区で、地元の子どもが住民に教わりながら、野外遊びを体験する「土曜キッズ広場アソボー」が人気を集めている。新型コロナウイルスの影響で一時休止した活動を再開後、参加者が以前より増加。コロナ禍の中、伸び伸びと遊びたい子どもたちの心をつかんでいるようだ。
広場は、住民組織・荏原地区まちづくり協議会が世代間交流を図り、自然豊かな地域への愛着も深めてもらおうと2014年度スタート。月1回、土曜に開き、学校などを通じて希望者を募る。遊びの指南役として高齢者ら住民40人がボランティア登録している。
各回20人前後の子どもが楽しんでいたが、コロナ禍で3〜7月は休止。再開した8月はアユのつかみ取りなど川遊びに小学生以下の34人が集まった。
9月26日は4〜12歳の27人が地区の高越山の広場でパン作りに挑戦。生地を竹棒に巻き付けたり、竹筒に詰めたりしてかまどの火で熱し、クロワッサン風や蒸しパンを仕上げた。
「コロナの影響で部屋でゲームをする時間が増えたけど、外で体を動かすのは楽しい」と小学6年女子(11)。児童を連れて参加した学童保育支援員の小池勇二さん(43)は「年齢や体力に差がある子どもが一緒に遊べる場は貴重」と言う。
11月は正月用のしめ縄飾り作り、12月は地区ゆかりの戦国大名・北条早雲にちなんだ「早雲だこ」を作る予定。同協議会子育てサポート部会の藤井美江会長(69)は「コロナ禍で日頃我慢しているためか、集まる子どもは外で遊びたくて仕方ない様子。地域ぐるみで子どもを育てる環境づくりを引き続き進めたい」と話している。
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