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【高知県】

高知県国保賞に南国市のチーム稲生 健診受診率向上、医療費減

高知新聞 2020年11月2日(月)
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交流サロンの締めは健康体操。メンバーが歌う楽曲に乗せてリフレッシュ(南国市の稲生ふれあい館)

サロンに活気 元気醸成
 住民の健康増進と特定健診の受診率向上に取り組む高知県南国市稲生の集落活動センター「チーム稲生」が、本年度の高知県国保保健賞を受けた。2014年の発足以来、公民館サロンなどへの社会参加を促すことで、医療費が年々減少。メンバーは29日に高知市で行われた表彰式に臨み、活動の継続を誓い合った。

 高知県国保保健賞は、1984年に高知県国民健康保険団体連合会が創設し、県内の国保事業に寄与した個人や団体を表彰している。

 チーム稲生は、稲生ふれあい館を拠点にした都市近郊型の集活センター。約40人が防災なども担う「サロン」、商品開発などを手掛ける「ユメ」の両部会で活動する。2016年から高知大学地域協働学部の学生が実習で参加しており、「元気な稲生」であり続けるため、学民連携で知恵を絞る。

 重点活動の一つが健康づくり。月2回のサロンで認知症予防や折り紙、脳トレなどの講座を開き、最後は歌謡曲に合わせた健康体操で体を動かす。声掛けや特製うちわで特定健診を呼び掛けるほか、健診日に合わせて地元食材のカレーや桃アイスなどの特産品を販売する収穫祭を開催し、足を運びたくなるよう工夫を凝らす。

 開所前に33%だった特定健診受診率は、2年後の2015年度には42・2%に。以降も35〜37%台で推移し、2015年度以降は常に市平均を上回っている。

 サロン参加者も右肩上がりで、2019年度は延べ1114人と2014年度の倍近い。「公民館に来て、2〜3時間しゃべりゆう方が自然と元気になるね」。集う年配者たちも口をそろえる。

 医療費の抑制もじわり。1件当たりの平均額は、長らく3万円台だったが、2018年度に2万7千円台になった。市平均と比べ5千円ほど低く、メンバーは「医療機関にかかる機会が減っているのでは」と推測する。

 人口1546人、高齢化率41・4%(9月末現在)の稲生は今や、県内各地から視察が相次ぐ健康増進の“先進地”。山崎昇会長(74)は「大切なのは人とつながれる憩いの場づくり。学生たちの協力も得ながら、活動を磨き、継続したい」と話している。(横田宰成)


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