アイコン

トップ

旧トップ
ページへ

トップ背景
wamnetアイコン
検索アイコン
知りたいアイコン
ロックアイコン会員入口
アイコントップ | アイコン高齢・介護 | アイコン医療| アイコン障害者福祉| 子ども・家庭
アイコン



ランダム表示の広告
福祉医療広告

高齢・介護
医療
障害者福祉
子ども・家庭

ニュース
トップ

【岩手県】

コロナ避け介護予防 県推進「シルバーリハビリ体操」、冬の外出控えを懸念

岩手日報 2020年11月6日(金)
ニュース画像
マスクを着用し、対人間隔を取ってシルバーリハビリ体操に取り組む高齢者=4日、岩手町一方井

 新型コロナウイルス感染症の流行は、高齢者の介護予防にも影響を広げている。県内では感染対策にあの手この手が取られ、県などが取り組む「シルバーリハビリ体操」はマスク着用などを徹底。インターネットを活用したリハビリ体操動画も発信されている。迫る冬はコロナ禍で生まれた外出控えを助長すると懸念され、専門家は日常生活でセルフケアの重要性を訴える。

 岩手町を拠点とするシルリハいわて笑美(ほほえみ)の会(田中正典会長、会員31人)は4日、同町の一方井公民館で地域の高齢者約20人にリハビリ体操を指導した。3月から4カ月間ほど活動中止を余儀なくされていたが、今では▽マスク着用▽検温▽対人距離の確保−などを徹底し活動を続けている。

 同町一方井の宮崎種光さん(81)は「コロナで外出する機会が減っている中、体を動かす貴重な機会だ」とうなずく。田中会長(72)は「家に閉じこもりがちな高齢者も多い」と実感を込め「参加者同士の交流の場にもなる。対策を徹底して活動を続けたい」と見据える。

 リハビリ体操は茨城県が発祥の地。関節機能の維持・向上や筋肉のストレッチが中心で、肩や腰、膝の痛みや転倒予防に効果がある。道具を使わず、場所を選ばずに一人で手軽に実践できるのが特徴だ。

 本県では地域包括ケアシステム構築に向けた介護予防の一環で、県から事業委託されたいわてリハビリテーションセンター(雫石町、大井清文センター長)が2015年度に体操指導者養成講習会を始めた。県によると、現在は14市町村が導入した。

 指導者は年々増え、4日現在で3段階のうち「3級」が638人。36人は講習会で講師を務められる「1級」に認定された。東日本大震災後には指導者資格を持つ住民が被災者に体操を教え、避難生活の健康維持に貢献した例もある。

 コロナ禍にあっても高齢者が感染を恐れ自宅にこもり過ぎると、身体や認知機能が低下して「フレイル(虚弱)」状態に陥る懸念がある。このため同センターはリハビリ体操の動画を作成。ホームページ上で公開し活用を呼び掛ける。

 医学博士の大井センター長は「冬になればますます外出控えが懸念される。日常生活のさまざまな動作を意識して自分で行い、買い物や散歩などに出掛けることが大切だ」と自発的な介護予防を促す。


ページトップ