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【神奈川県】

情報発信をリタイア後の生きがいに 社会参加へ三浦市動く

神奈川新聞 2020年11月19日(木)
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関係者が集まり、調査方法などを話し合った=10月29日、三浦市内

 高齢化が進む神奈川県三浦市で、リタイア後の高齢者に地域情報を発信してもらい、地域を盛り上げるとともに生きがいづくりにもつなげようとする取り組みが動きだした。市や区長会、市社会福祉協議会などで構成する推進協議会が手引書の作成や情報発信拠点の整備などを進め、2021年度からの本格スタートを目指す。
 同市は65歳以上の高齢化率が今年1月時点で40・1%に達し、県平均の25・4%を大きく上回っている。事業は、高齢者に地域の魅力的な情報を集める役割を担ってもらうことで社会参加につなげるのが狙い。県から「地域の支え合い仕組みづくり事業」の認定を受けた。
 具体的には@情報の受発信をスムーズに行うための手引書を作成・配布Aライターやカメラマンなど専門家による講座の開催B高齢者の地域活動への参加状況調査C市民交流センター(同市初声町下宮田)でのプラットフォーム形成・運営D情報活用能力の向上事業─などを想定。10月29日の関係者による会合では、調査の対象者や質問項目などについて話し合われた。
 同センターの佐々木美智館長は「地域の人しか知らない魅力的な情報を発信してもらうことで、地域もお年寄りも元気にしていきたい」と話している。