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性的少数者に理解を 弘前市教委、教職員らに研修講座

LGBTQへの理解を深め、教職員ならではの関わり方を学んだ研修講座
弘前市教育委員会は17日、市総合学習センターで、市立小中学校の教職員らを対象にした性教育研修講座を開いた。心と体の性が一致しなかったり、性自認に迷っていたりする性的少数者(LGBTQ)について理解を深め、児童生徒への関わり方を考えた。
青森県弘前市は性的少数者のカップルのパートナー関係を公的に認める「弘前市パートナーシップ宣誓制度」を12月に導入する予定。講座では、弘前大学教職大学院の小林央美(ひろみ)教授が講師を務め、小中学校の教員や養護教諭、同大学院生ら14人が参加。グループワークで、それぞれが出会った児童生徒の事象を共有し、対応の在り方を考察した。
実際に性自認に関する相談を受けたという教員は「その時まで、身近に当事者はいないと思い込んでいた。男らしく、女らしくといった何気ない言葉で傷つけていたかもしれないと反省した」と語った。
小林教授は「セクシュアリティーを決めるのは本人。教員は話を聞く受け皿となり、困り事に寄り添うことが大事」と強調。その上で「学校こそ、社会に受け入れられる経験を与えられる場。当事者でなくても、教員の豊かな対応が、理解者としてのロールモデル(お手本)になる」と話した。
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