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【岡山県】

高梁の障害者施設、実証栽培に協力 冬採りタマネギ2年目で成功

山陽新聞 2020年12月9日(水)
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冬採りタマネギを収穫する施設の利用者と職員=11月30日

 高梁市成羽町長地の障害者施設「P.P.P.オールスターズ! 布寄(ふより)」は、農業機械メーカーのアグリテクノ矢崎(兵庫県姫路市)が高梁市内で普及を目指している冬採りタマネギの実証栽培に協力している。2年目になる今冬、収穫に初めて成功。利用者らは「生産量を増やして新たな特産品にしたい」と意気込んでいる。

 冬採りは、一般的に春から初夏に出荷される甘みの強い新タマネギを真冬でも味わえるのが特徴。高梁市内に拠点がある同社は、市と農業振興に関する協定を結んでおり、ブドウ栽培が盛んな同市で農閑期に導入できる作物として、数年前から地元農家と実証栽培を進めている。

 農福連携の一環で同施設は昨年、実証栽培に加わったが、傾斜のある農地で栽培したため、雨で土が流れるなどして失敗した。今年は別の平らな農地(約2アール)に3千株を8月中旬に植え付け。化学肥料、有機肥料、肥料なしの3パターンに分けて育て、11月下旬にほぼ全量を収穫できた。

 12月初め、施設関係者が市役所を訪れ、近藤隆則市長に収穫したタマネギを披露。利用者の河原百花さん(24)は「大きなタマネギができてうれしい。甘くておいしいので多くの人に食べてもらいたい」と話した。

 タマネギは9日午前11時〜午後2時、市役所で開かれる市内障害者施設が手掛けた産品の販売イベント「たかはしのはたらくマーケット2020」(市、市自立支援協議会主催)に並ぶ。


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