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【宮崎県】

パーキンソン病、理解して 高校生ら、患者の思い朗読し映像に

宮崎日日新聞 2020年12月22日(火)
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パーキンソン病の患者のメッセージ文を朗読する放送部員を見守る甲斐敦史支部長(写真左)=宮崎市・宮崎第一高

 パーキンソン病の患者らでつくる全国パーキンソン病友の会県支部(甲斐敦史支部長、62人)と、宮崎市・宮崎第一高の放送部(20人)は、闘病生活中の患者の思いを伝えるスライドショーを共同制作した。声を出すことが難しい患者や、難病などで視力が低下した人たちのために生徒たちが患者のメッセージ文を朗読し、吹き込んでいる。制作をきっかけに生徒たちは、病気について知ってもらうドキュメンタリーの制作を構想しており、支援の輪を広げたい考えだ。
 同会のイベントなどをボランティアで支援してきた同校に、甲斐支部長が共同制作を依頼した。スライドショーでは甲斐支部長が撮影した写真と同会に寄せられた患者たちのメッセージ文が表示される。約6分あり、同会のホームページに掲載されている。
 収録は11月下旬に行われ、収録前の甲斐支部長ら患者の講話では、パーキンソン病は筋肉が固まり動かなくなったり、体が震えたりする進行性の難病であることを説明。治療法がないため、服薬やリハビリで対処していることなどが紹介された。
 収録では生徒2人が声を吹き込んだ。「病気のつらさは家族にも理解してもらえない」「死にたい」「先が見えない」。悲痛な言葉が並んだが、ゆっくりと落ち着いた口調で読み上げていた。2年西村すみれさん(17)は「家族にも言えないような苦しみがあることを初めて知った。こんなに苦しかったんだと思った」と胸を痛めていた。
 闘病生活の苦労を知ったことで生徒たちは近く患者たちを取材してドキュメンタリー制作に乗り出すことに。西村さんは「パーキンソン病を広く知ってもらえるよう、制作を頑張りたい」、甲斐支部長は「理解しようとしてくれる人がいるだけで患者の支えになる。理解の輪が広がるといい」と喜んでいる。
 同会によると、患者は全国に約15万人、県内に約1200人いる。


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