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【山梨県】

テレビ電話で孤立解消 道志

山梨日日新聞 2021年1月4日(月)
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高齢者とテレビ電話で話す杉本由貴子さん=道志・村福祉交流センター「ゆいのわ」

 道志村はテレビ電話を通じて、1人暮らし高齢者の安否を確認する事業「にっこりコール」に取り組んでいる。9年前に始まり、相談総数は1万件を超えた。今年は新型コロナウイルスの影響で高齢者が家族や知人と会えず孤立しがちといい、話し相手となっているオペレーター3人は「多くのお年寄りに利用してもらうことで、心のよりどころになりたい」と話している。
 村住民健康課によると、村は2008年から09年までにほぼ全世帯にテレビ電話機能付きの情報通信端末を配備。事業ではこの端末を使用している。1人暮らしの高齢者や日中に1人で過ごすことが多い高齢者が対象で、今月24日時点で40〜90代の52人が利用している。
 オペレーターは交代制で、村福祉交流センター「ゆいのわ」から電話で連絡。利用者の身の上に応じて通話の頻度を決めている。内容は世間話から悩み相談まで多岐にわたり、長いときには1時間以上会話が弾むこともある。映像を通じて手芸や絵画といった趣味を披露する場になっていて、村担当者は「1人で過ごす時間の多い高齢者の心の支えにもなっているのではないか」と話す。
 画面越しに相手の顔色が分かるほか、常備薬を服用したかどうかも確認できるため、高齢者の健康状態の把握にもつながっている。健康面での相談があった際や体調に異変を感じた場合には村の保健師や専門機関に連絡し、孤独死など万が一の事態を防ぐ役割を果たしている。
 オペレーターを務める杉本由貴子さん(43)は「相手の話を否定せず、聞き役に徹することを心掛けている」と話す。今年は新型コロナウイルスの影響で「村外にいる子どもと会えなくなった」「生活用品を定期的に届けに来てくれる親族がいなくなった」といった相談を寄せられることが増えたという。気軽に高齢者が外出する機会も減ったため、「貴重な話し相手として親しみを持ってくれるお年寄りが増えたと感じる」と言う。
 活動は来年で10年目の節目を迎える。杉本さんは「過疎化とともに近所から話し相手がいなくなり、孤立しがち。活動を絶やさないように今後も良き話し相手となりたい」と話している。


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