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【神奈川県】

アートで自立支援1年 川崎・幸区「スタジオフラット」

神奈川新聞 2021年1月5日(火)
ニュース画像
活動拠点の生活介護事業所で記念撮影する大平理事長(奥)とアーティストたち(studio FLAT提供)

 知的障害のあるアーティストの創作活動を支える川崎市幸区の生活介護事業所が1日、開設から1年を迎えた。自前のアトリエとギャラリーを備え、展示や販売を通じて作家の自立を支援。新型コロナウイルス感染拡大の影響で活動の機会が限られる中でも知恵を絞り、障害の有無にかかわらず、誰もが楽しく生きられる社会の実現を目指している。
 ゴリラやサイなどたくさんの動物を描いたポップなイラスト、淡い色合いの色紙を何枚も貼り付けたコラージュ作品、力強い色の絵の具をキャンバスにぶつけた抽象画─。全く異なる個性豊かな作品が、アトリエに所狭しと並ぶ。
 生活介護事業所「studio FLAT(スタジオフラット)」。明るい内装のしゃれた作業場で、現在は14人のアーティストが自分たちのペースで創作活動に励んでいる。
 「アートの力で、障害に関係なくみんながフラットな社会に」。同区の障害者通所施設で絵画講師を務めていた大平暁理事長は、展示会の開催などで経済的な自立をサポートする団体を2016年に設立。19年5月にNPO法人格を取得し、拠点となる事業所の開設にこぎ着けた。
 しかし、開設して間もなく襲ってきたのは、未曽有のコロナ禍。事業所は運営を続けたが、感染リスクを警戒してやむを得ず通所を見合わせる利用者もいた。併設のギャラリースペースでは、展示会などで地域住民らと交流を深めるつもりだったが、それもほとんど開催できなくなった。
 それでも「こんな時だからこそアートで元気を届けたい」(大平理事長)と、奮起した。昨年6月に利用者がデザインしたオリジナルTシャツやエコバッグをインターネットで販売。恐竜のイラストには、早期収束の願いを込めて「BEAT THE WALL(壁を壊せ)」の文字を添えた。
 2月には事業所がある複合施設「コトニアガーデン新川崎」の屋外スペースで、作品の展示・販売や子どもを対象にしたワークショップなどを開いて地域交流を図る予定だ。大平理事長は「1年でみんなの作品の質も上がった。2年目以降も地域を巻き込んで活動し、いい作品がありのままに評価される土台を作っていきたい」と意気込んでいる。


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