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聴導・介助犬に絵(エ)ール 県内外美術愛好家チャリティー展

犬の愛らしい表情をとらえた絵画が並ぶチャリティー展
絵画を通して聴導犬・介助犬の普及に協力しようと、県内外の美術愛好家が犬をテーマに絵筆を振るったチャリティー展覧会が松山市湊町4丁目のアートギャラリー風で開かれている。17日まで。作品は販売し、収益の一部を聴導犬・介助犬を育成している一般社団法人ドッグフォーライフジャパン(同市三町3丁目)に寄付する。
同法人はこれまでに3匹の聴導犬と1匹の介助犬を誕生させたが、苦しい運営が続いている。活動を支援している成龍酒造(西条市周布)の首藤洋社長が、知人の長野雅彦さん(59)に相談。近代日本美術協会と地域美術展協会に所属している長野さんが「絵の力で何かできれば」と「わんわんわん」の語呂合わせで1月11日スタートのチャリティー展を企画、11人が約20点を出品した。
長野さんは同法人の訓練犬エマ(雌、2歳)とハンナ(同)や友人の愛犬を優しいタッチで描いた水彩画5点を出品。どの絵も瞳に生き生きとした光が宿り、楽しげな犬の感情が伝わってくるようだ。散歩中の愛犬を描いた油絵、毛の一本一本まで細密な線で表した色鉛筆画などもあり、来場者は「わあ、かわいい」「うまいね」などと話しながら鑑賞していた。
初日は同法人代表で訓練士の砂田真希さん(45)も、エマとハンナを連れて来場。静かに待機する2匹の姿に訪れた人は「賢いね」と感心し「聴導犬や介助犬はどんな仕事をするの」などと質問していた。
入場無料、会期中無休。感染予防のため手の消毒や定期的な換気を実施している。問い合わせは同ギャラリー=電話090(8286)3517。
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