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【大分県】

一点一点心を込めて絵本点訳 大分市の楊志館高生が市点字図書館に寄贈

大分合同新聞 2021年1月15日(金)
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点訳した絵本を手渡す楊志館高3年生と木村幸二館長(右)=13日、大分市金池南の市点字図書館

 【大分】大分市の楊志館高福祉科の3年生36人が13日、点訳を付けた絵本をJCOMホルトホール大分内の市点字図書館むくどり文庫に贈った。
 生徒代表の後藤いぶきさん(18)、村山功汰さん(17)、山城七海さん(18)の3人が同館を訪れ、木村幸二館長(市視覚障害者協会長)に絵本を手渡した。
 同科は授業で絵本を点訳し、同館と県立盲学校に寄贈を続けている。今回は「なまえのないねこ」「トラのじゅうたんになりたかったトラ」など4冊に、点字を打った透明なシートを貼り付けた。
 「ワクワクするもの、心にしんと染みるもの、クスッと笑えるものを選んだ。手が痛くなったけど、読んだ人の心の世界が広がるといいなと思いながら一点一点打った」と3人。
 木村館長は「点字だこ いくつこさえたことだろう 君の思いが指に伝わる」と、お礼の1首を披露した。「大切な蔵書として貸し出す。病気や事故で視力を失った中途視覚障害者が点字を読む練習にも活用したい」と話した。