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【栃木県】

階段に板スロープ 車いす避難、円滑化 栃木の介護施設、栃木県内で初導入

下野新聞 2021年2月5日(金)
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スロープを使った避難訓練を実施するぶどうの舎の職員ら

関西のボランティア団体考案
 【栃木】災害時などに障害者や高齢者が車いすに乗ったまま円滑に避難できるよう、大平町富田の介護老人保健施設「ぶどうの舎(いえ)」は階段設置型の板スロープを導入した。スロープは大阪府を中心に活動するボランティア団体「夢創造の会」が考案し、全国で普及活動を行っており、県内での導入は初めてという。同施設の職員らはスロープを使った避難訓練も実施し、避難時間の短縮など設置の効果を実感した。
 「夢創造の会」は経済産業省近畿経済産業局の元職員らで構成。阪神大震災などの被災地で支援活動を行ってきた。2015年から9都県の介護老人保健施設で板スロープを設置している。今回は20年9月に活動を知った同施設から要請を受け、同11月に実現した。
 要請のきっかけとなったのは19年の台風19号。駐車場に水が押し寄せ、浸水寸前の状態になった。同施設の利用者は入居、デイサービスを合わせて約150人で約7割が車いす利用者。緊急時の避難方法が課題だったため「解決策が必要」と危機感を強めたという。
 板スロープは長さ約4メートル、幅14センチの木製。災害などの非常時に、階段へ2枚を並べる形で設置する。浸水してもスロープが浮かないよう、階段に固定するフックを取り付けている。
 通常は職員が車いすを4人で囲んで運搬するが、スロープを使えば、上からロープで車いすを引き上げ、同時に下から押し上げるなどして、2〜3人で負荷が少なく避難できる。
 スロープを使った避難訓練は、昨年12月に実施した。担当した職員勝村覚(かつむらさとる)さん(32)は「楽に車いすを下ろすことができ、格段に時間も早まった」と好感触。同団体の川端俊次(かわばたしゅんじ)代表(70)は「今まで備えさえあれば避難できた光景を見てきた。これをきっかけにスロープの設置が栃木県に広がってほしい」と話した。


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