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【岩手県】

古本寄付の輪広がる 就労支援事業所の盛岡書房、県内3大学が回収に協力

岩手日報 2021年2月9日(火)
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古本回収のボックスを受け取った岩手大環境マネジメント学生委員会の古川陽大さん(左)らメンバー

 盛岡市本宮の就労継続支援B型事業所・盛岡書房(高舘美保子施設長)の古本販売事業に、県内の大学が協力する動きが広がっている。2020年度は岩手大、県立大、盛岡大が回収ボックスを設置。寄付された本はクリーニングを施しインターネット通販大手のアマゾンで販売しており、全体の寄付冊数は既に19年度を上回った。各大学から寄せられた専門分野の書籍が、品ぞろえの充実にもつながっている。

 「若い世代の力を貸してほしい」。盛岡書房の就労支援員小山光孝さん(71)は4日、岩手大で環境マネジメント学生委員会に回収ボックスを託した。

 3月19日まで学内3カ所に設置し、同委員会が定期的に集める。委員長の古川陽大(ひなた)さん(20)=理工学部2年=は「本のリユースにつながる活動として協力を決めた。卒業シーズンと重なるため、必要がなくなった本も集まりそう」と期待する。

 古本販売事業は、市や市社会福祉協議会の地域共生社会を目指す活動に、盛岡書房が参画する形で19年度開始。利用者はクリーニングから販売の業務で経験を積み、一般就労にもつなげている。同年度の寄付冊数は7万7698冊で、20年度は1月末で10万2335冊となった。

 市役所本庁舎、市社協、市社協玉山支所に回収ボックスを常設。市内などの55社も協力するが、3大学が加わることで幅広いジャンルが集まることが見込まれる。県立大と盛岡大は昨年11月から学生ボランティアと協力して常時受け付け、県立大からは既に5千冊が寄付された。

 論文執筆の参考にもなる専門書は1万〜2万円の高価なものもあり、古本販売の潜在的なニーズは大きい。盛岡書房職業指導員でネット販売のサイト管理を担う本間聖章(きよあき)さん(40)は「本を再生する利用者の丁寧な仕事が顧客の評価を集めている。大学からは希少な本が集まっており、協力してもらう意義は大きい」と強調する。

 本の引き取りも行っている。問い合わせは市社協(019・651・1000)へ。


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