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健康寿命のび〜るゴム体操 四万十市有志ら考案 DVD販売

体操を披露し、「健康的な体づくりに役立てて」と呼び掛ける住民(四万十市右山五月町の市社会福祉センター)
四万十市の住民有志と市社会福祉協議会がゴムチューブを使った介護予防体操を考案、DVDを作成して普及に取り組んでいる。メンバーは「自宅や集会所での健康作りに役立ててほしい」と呼び掛けている。
「市健康寿命のびのび〜る!ゴム体操」と名付けた体操は、準備運動も含め約30分。長さ150センチほどの市販のゴムを使う。いすに座った状態でゴムを太ももに巻いて足を開くなど全16種の動きで構成している。
発案したのは、高齢者の交流会活動などで中心となっている有志6人。理学療法士や保健師の提案、助言を受けて体を動かし、「この動きは何回もはできん」「効いている感じがする」などと話し合って体操を組み立てた。
DVDの映像は「見ている人が楽しく、市のPRにもなる」と、赤鉄橋が見える四万十川の河川敷などで撮影した。昨春から各地の集会で体操を取り入れ、市社協がDVDを販売。古里の景色を届けようと、DVDを県外の市出身者に送る人もいたという。
メンバーの白石和枝さん(73)=三ツ又、藤本憲子さん(74)=安並=は「お年寄りが嫌にならず、無理なくできるよう工夫した。元気な体づくりのために体操を活用してほしい」と話している。
DVDは1枚100円。映像は市社協のホームページでも無料で見られる。問い合わせは市社協(0880・35・3011)へ。(平野愛弓)
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