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【山梨県】

発達遅れ、障害支援に力 甲斐の医院、小児リハビリ拡充

山梨日日新聞 2021年3月22日(月)
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 発達の遅れや運動障害がある子どもにとって、日常生活や学校生活に必要な機能獲得を段階に応じて支援するリハビリが重要とされる。甲斐リハビリテーションクリニック(甲斐市西八幡、三輪道然院長)は、こうした子どもたちを対象にしたリハビリに力を入れていて、4月から受け入れ体制を拡充する。担当者は「一人一人のライフステージに応じたリハビリの機会を増やし、子どもたちの可能性を広げたい」と話す。

 同クリニックは昨年4月に小児リハビリ部門を設けた。脳性まひなどのため、寝返り、座る、立つ、歩くなどの基本的な運動、着替えや食事といった身の回りの動作が困難な子どもが主な対象。発達障害認定理学療法士や作業療法士、言語聴覚士ら専門職4人が中心となり、個々に応じたリハビリを行っている。

2人増員
 小児部門リーダーの荒井望さんは「発達段階に手厚く関わることで、将来に向けてできることの幅を広げられる可能性がある」と重要性を説明する。子どもは見る、聞く、触れるなどさまざまな感覚を統合して成長する。そのため、一人一人の状態を見極めたリハビリの進め方が必要とされ、スタッフの経験値も求められるという。
 小児部門には現在約30人が平均週1回通う。1時間の中でおもちゃを使って手足の動きを促したり筋肉に刺激を与えたりして、学習や食事に役立つ座位を保てるようにするリハビリなどに取り組んでいる。
 「県内では重い障害がある子どもがリハビリを受けられる施設が限られている」(同クリニック)現状も踏まえ、4月からは専門スタッフを2人増やし小児部門を拡大。従来の約2倍の利用者受け入れを可能にする。「発達の悩みを周囲に話せず孤立している親も多い」といい、家族が集えるスペースも用意する。

人材育成
 進行性の病気で身体障害がある女児(小学1年、甲府市)の母親は「病気が分かったときは不安が大きかったけど、ママ友にも打ち明けられず、リハビリでスタッフと話せる日が待ち遠しかった」と明かす。「成長途中なので、少しでも効果があるならできるだけ頻繁にいい刺激を受けさせてあげたい」と環境の充実を望んでいる。
 クリニックを運営する医療法人久晴会の小林晴名常務理事は「専門の知識や技術を持った人材の育成にも力を入れて、子どもたちの生き方の選択肢を増やす手伝いをしたい」としている。


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