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【高知県】

血栓抑止の左心耳閉鎖システム、近森病院が高知県内で初導入 脳梗塞予防にメリット

高知新聞 2021年4月5日(月)
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 脳梗塞の原因となる血栓(血の塊)を予防する新しい治療法「左心耳(さしんじ)閉鎖システム」を、高知市大川筋1丁目の近森病院が県内で初めて導入した。心臓内で血栓を作り出す部分をふさぐ手法で、導入は四国で2施設目。従来の抗凝固薬と同程度の予防効果があるといい、川井和哉副院長は「多くのメリットがある治療。たくさんの人に知ってほしい」と話す。

 脳梗塞は、心臓の拍動が乱れる「心房細動」によってできた血栓が脳の血管に詰まって引き起こされる。血栓は、心臓から飛び出ている「左心耳」と呼ばれる親指大の袋に血液が滞留してできることが多いという。

 これまでは、血液をさらさらにする抗凝固薬による予防が一般的だった。ただ、毎日飲み続ける必要がある上、脳出血や消化管出血などのリスクが高い人は服用できないケースもあったという。

 左心耳閉鎖システムは、太ももの血管から左心房にカテーテルを挿入し、先端に付いた小さな帽子のような形をした器具(直径2〜3センチ)を留置して左心耳をふさぐ。2019年に薬事承認された。

 左心耳は胎児の時に左心房として機能し、成長とともに不要になるため、ふさいでも問題はないという。

 近森病院では3月11日、60〜80代の男性3人に初めて実施した。3人とも4、5日で退院し、経過は良好。45日から半年ほどで器具の表面に皮膜ができ、抗凝固薬が不要になる見込みという。

 循環器内科の菅根裕紀医師は「開胸する必要がなく、1回の手術で抗凝固薬を飲まなくてよくなる。脳出血などを起こした人はこの治療を受けた方がいいかもしれません」と話す。左心耳のサイズや形状などがこの治療に適さない人もいるという。(山本仁)


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