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【神奈川県】

交通不便な平塚・須賀地区 マイカーで高齢者送迎

神奈川新聞 2021年4月9日(金)
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地域住民をマイカーに乗せて移動支援に取り組む須賀新田自治会のメンバー=平塚市須賀

 神奈川県平塚市須賀地区の須賀新田自治会が、独自に移動支援や健康増進活動などに取り組み、高齢者を支えている。この地区の大半が公共交通機関の利用が不便な交通空白地域である上、同市の「飛び地」で公共の活動拠点が近くにないため、住民が団結して地理的な課題を克服している。
 同地区は、同市市街地から国道1号の馬入橋を渡った先の相模川東岸に位置し、周囲は茅ケ崎市域に囲まれている。最寄りのバス停やスーパーまでは最大1キロ以上離れており、足の不自由な高齢者は利用が難しいという。
 同自治会は数年前、コミュニティーバスの運行について市に相談したが、公共バスのルートと重なるため実現しなかった。そこで、2019年4月に有志28人で活動組織を立ち上げ、移動支援を開始。住民3人が運転手となり、月10回ほど、利用者をマイカーに乗せてスーパーや病院などに送っている。
 買い物の際に利用している山中一代さん(77)は「足が悪いから、とてもじゃないけど歩いていけない。車なら重いお米も買えるわ」と感謝する。
 ゲートボールやウオーキング、住民が集って交流するサロンなどの活動にも取り組んでいる。健康増進と交流促進を目的として始めたが、飛び地という地域の事情が背景にある。
 市内では公民館など18カ所を拠点とし、住民が主体となって交流の場を提供する市の事業「市町内福祉村」を実施している。しかし、同地区には拠点となる公共施設がなく、住民は市街地まで出向かないと利用できない。そのため、地区内の企業施設などで運動や交流の機会をつくり、補っているという。
 同自治会役員の藤嶋武憲さん(77)は「できることは自分たちでやらないと何も変わらない。人に親切にする喜びと親切を受ける幸せがあれば、そこからまた、住民の支え合いが生まれる」と話している。


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