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【山梨県】

家庭訪問 玄関先で 県内小中学校が「新様式」

山梨日日新聞 2021年4月27日(火)
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感染対策のため、玄関で家庭訪問する小沢宏成教諭=昭和町内

 山梨県内の小中学校で、昨年は新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校で実施できなかった家庭訪問を再開する動きが広がっている。従来は居間などで保護者と担任が会話することが多かったが、今年は玄関先で短時間の訪問で児童生徒の様子を伝えるなど感染対策との両立に腐心。学校で個別面談をしたり、電話でやりとりしたりする学校もある。担任は「できる範囲で保護者とコミュニケーションを図り、子どもたちの充実した教育につなげたい」と試行錯誤する。

 「以上がお子さんの学校での様子です。簡単ではありますが、失礼します」。22日午後2時、昭和・常永小6年の担任、小沢宏成教諭は受け持ちの男子児童の自宅の玄関先で立ち話を終えると、家を後にした。時間にしてわずか10分程度。家の玄関から中に立ち入ることはなかった。保護者は「家庭訪問を中止せずに工夫してくれて、学校の様子を教えてもらえたことはありがたい」と歓迎していた。
 常永小では昨年、臨時休校の影響で家庭訪問は実施しなかったが、家庭状況を把握するため本年度は実施することを決定。コロナ禍で仕事の都合をつけることが難しい保護者向けに、時期をずらして夏に実施する措置も講じる。
 クラス替えや担任の交代などを伴う進学や進級の直後に例年行う家庭訪問について、深沢秀興校長は「家庭の様子を通じて児童を知る重要な機会」と強調。「感染対策に配慮しつつ、保護者の状況に合わせながら柔軟に対応して、児童にとってより良い教育を提供したい」と話す。
 甲府・舞鶴小は各家庭にプリントを配り、家庭訪問を希望するかについて、アンケートを実施。約7割から家庭訪問の要望があったという。訪問する場合は、感染対策を徹底した上で、玄関先や家の外などで短時間の滞在にとどめるという。希望があれば電話での相談も受け付けた。
 同校は昨年度、臨時休校などの影響で、保護者と担任が1対1で話をする機会を2学期末まで設けることができなかった。そのため、「児童への理解を一層深めるための保護者とのコミュニケーションの機会」(担当者)として本年度の実施を決めた。
 一方、甲斐市の敷島小は昨年度の臨時休校期間中、保護者を学校に招いてプリントや課題を配布するなどの機会を設けたが、家庭訪問は実施しなかった。本年度は従来の形式では実施せず、保護者に学校に出向いてもらって、個別面談で担任から学校での子どもの様子を伝えるという。
 同校の増坪広夫教頭は「各家庭を訪れることで児童の家庭環境を知る唯一の機会が失われてしまったことは歯がゆいが、児童や保護者の安全を考えると致し方ない」と話していた。


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