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【宮崎県】

認知症者、介護者つぶやき冊子に 理解広げる情報発信

宮崎日日新聞 2021年5月26日(水)
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認知症への理解を広げようと、三股町で配布されている「ぽつり」=同町樺山

 認知症者や介護者の''つぶやき''をまとめた冊子「ぽつり」が三股町で配られている。認知症介護世帯や地域とつながりが薄い人などにコーヒーチケットを配り、悩みをはき出す機会をつくるプロジェクトの一環。「分からん。あんた誰ね」「親が認知症なんて受け入れられない。忘れっぽいだけ」など当事者の生の声や介護者の経験談、思いを掲載しており、認知症への理解を広げる情報発信として注目されている。
 プロジェクトは昨年4月、地場企業4社の寄付金を活用して同町地域包括支援センターや、当事者らを支援する「認知症サポーター」などが中心となって開始。同町樺山のカフェで使えるチケットを1年間で延べ1800人に配り、うち延べ139人が利用した。
 B5判23ページの冊子は、チケットの受け渡し時やカフェでのこぼれ話などをまとめた。周囲に誰もいなくなると「とぜんねぇ…(方言で寂しい)」とこぼす90代女性のこと、家族の「介護疲れで死にたいと思うことも。でも入院させるのはかわいそうに思ってしまう」といった生々しい声が記され、発言の背景も紹介する。4月から役場窓口や図書館などで2千部を配布している。
 県によると、3月末時点の県内の認知症サポーターは15万1277人で、5年前の約1・8倍に増加。一方で、新型コロナウイルス禍により、「見守りや傾聴など活動内容によっては支援がしにくい状況にある」(県担当者)。三股町も状況は同じで、関係者はその中でも可能な取り組みとして、冊子を通じた地域の理解促進、ひいては当事者支援の充実に期待を寄せる。
 同センター職員の木原潤子さん(48)は「コロナ禍でも工夫してできる情報発信はある。町外にも波及して誰もが住みやすい宮崎になってほしい」と話している。


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