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【青森県】

クラスター収束の司令塔「認定看護師」活躍

東奥日報 2021年7月12日(月)
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県病の感染管理室でミーティングに臨む感染管理認定看護師の赤平看護師(右から2人目)=5日午前(県病提供)

 新型コロナウイルス流行で感染症に対する意識が高まる中、日本看護協会認定の専門資格「感染管理認定看護師」が青森県内でも注目を浴びている。患者や医療スタッフの動き、医療器具の整備・管理など、院内全体の感染対策を調整するプロフェッショナル。県内では約30人が主要病院に勤務し、医療機関や福祉施設でクラスター(感染者集団)が発生した場合、現場に駆けつけ、収束に努める。

 「県内の病院でクラスターが発生しました。支援できますか?」

 昨年、県内の感染管理認定看護師のメーリングリストを通じて、このような呼び掛けが巡った。県立中央病院(青森市)の感染管理看護専門官で、感染管理認定看護師の資格を持つ赤平恵美看護師が、クラスター発生医療機関に向かった。赤平看護師は、院内の区域分け(ゾーニング)を行い、防護服なしでは立ち入ることができない「レッドゾーン」を設定したほか、患者、医療スタッフの行動範囲、医療機器の配置を指示。病院を出入りする人の健康管理を徹底するようにアドバイスした。

 感染管理認定看護師は、1998年に創設され、2001年から認定を開始。実習を含む研修を半年受け、試験に合格することが取得の条件。県内では06年、北海道医療大で研修を受けた赤平看護師を含む2人が認定第1号となった。全国では昨年12月時点で2977人、県内で29人が登録。県病に2人配置されているほか、青森市民病院、弘前大病院、八戸市民病院などの基幹病院に1人から数人配置されている。院内で感染症が発生・拡大しないように普段から目を配る黒子的な役割を担う。

 赤平看護師は、クラスター発生病院での指導を経験し「感染症対策が分からず混乱した現場があったり、対策が徹底されていない医療機関があるなど、医療現場の現状がよく分かった」。それらの課題を共有し、今後に生かすことに意欲を見せながら「平時からの健康観察や、手指消毒の徹底、防護具の使用、環境整備など基本的な対策の重要性を訴えていきたい」と語った。

▼医療、介護 幅広く/弘前大学病院の萱場広之感染制御センター長の話

 感染管理認定看護師は、感染制御の管理業務から医療現場の日常的看護、介護の指導まで幅広い活動を行う。最近では基幹病院はもちろん、療養系・介護系の医療施設での感染制御の向上が重要な課題となっているため、活動の場を広げ、地域医療圏全体の感染制御にも大きく貢献していくことが期待されている。


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