アイコン

トップ

旧トップ
ページへ

トップ背景
wamnetアイコン
検索アイコン
知りたいアイコン
ロックアイコン会員入口
アイコントップ | アイコン高齢・介護 | アイコン医療| アイコン障害者福祉| 子ども・家庭
アイコン



ランダム表示の広告
福祉医療広告

高齢・介護
医療
障害者福祉
子ども・家庭

ニュース
トップ

【岡山県】

オンラインで集団リハビリ 倉敷、高次脳機能障害者支援のNPO

山陽新聞 2021年7月21日(水)
ニュース画像
川崎医療福祉大とオンラインで結び、脳機能を活性化させるトレーニングに取り組む利用者ら

 交通事故や病気が原因で、脳に後遺症が残る高次脳機能障害者を支援するNPO法人「工房かたつむり」(倉敷市西坂)は、オンラインを通じて専門家による集団リハビリを行っている。新型コロナウイルスの影響で、運営する作業所に講師を招いての開催は困難になったが、手法を変更して切れ目ない支援に取り組んでいる。

 かたつむりは、高次脳機能障害者を中心とした中四国初の作業所として2004年、家族らが開設した。現在、記憶や言葉、感情の制御などがうまくできなくなる高次脳機能障害を持つ倉敷、岡山市の30〜60代の9人が利用し、社会参加に向け軽作業などに取り組んでいる。

 集団リハビリも活動の一環で、川崎医療福祉大(倉敷市松島)言語聴覚療法学科の教員や学生が週1回、事業所で開いている。昨春の緊急事態宣言の発令を受け、昨年3月から半年間休止を余儀なくされたが、症状が悪化する恐れがあることなどから、昨年10月、ビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」で大学と作業所を結んでスタート。5月16日からの宣言再発令に伴う休止をはさみ、今月2日から再開した。

 9日に開いたリハビリは、同学科の時田春樹准教授が担当し、利用者7人が参加。准教授が準備した多くの数字を印字したプリントを使って、30番台と70番台の数字に丸を付ける作業を通じて前頭葉を活性化するトレーニングに取り組んだ。

 受講者(39)は「コロナ禍で人と接触する機会が少なくなっている。機能維持の訓練が続けられて本当にありがたい」と笑顔。時田准教授は「感染リスクが抑えられる上、定期的に様子を見守ることができるので私たちも安心。コロナ禍が収束するまで続けていきたい」と話す。

 かたつむりの高尾明美所長(65)は「付き添う家族も情報交換したり悩みを相談したりできる。利用の輪が広がれば」と願っている。


ページトップ