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【青森県】

子どもへの支援さらに/三沢「楽晴会」、行政と連動

東奥日報 2021年8月13日(金)
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テーブルに食料品や衣類が並ぶ「こども卓食おすそわけ便」の会場=7月31日

 子どものいる生活困窮世帯に食料品を無料提供するなどしてきた青森県三沢市の社会福祉法人「楽晴会」(齊藤淳理事長)が本年度、活動の幅を広げている。子どもの見守り強化事業を市から受託したことに伴い対応を充実させたほか、夏休みの家庭に対する夕食の配達も始めた。支援が必要な子どもを見逃さず自立へ導く取り組みは、行政と連動して新たなステージに入った。

 寄贈された物を配る「こども宅食おすそわけ便」が7月31日、市総合社会福祉センターで開かれた。袋を手にした小学生にスタッフが「また来てね。待ってる。あなたの顔を見ないと寂しい」と声を掛けた。食料品や衣類を袋いっぱいに詰めた来場者は「お米をもらいました。助かる」「子どもたちが文房具を選ぶことができた」と語った。

 71世帯が会場を訪れたほか、90世帯が配達や指定場所での受け取りにより食料品などを手にした。スタッフは楽晴会はじめ、民生委員や市社会福祉協議会などの総勢約40人。昨年11月から奇数月に開いており、今回で5回目だ。

 一方、夏休み期間の夕食配達は7月27日に開始。初日のメニューは、けんちん汁、メンチカツ、ひじき煮など。楽晴会の「栄町コラボケアセンター」で調理。未就学児から18歳未満の子どもがいる市内4世帯18人に届けた。今月19日まで毎週火、木曜に配達する。

 市が本年度、楽晴会に委託したのは、国の「支援対象児童等見守り強化事業」(国全額補助)を活用した事業。事業費831万円で食事支援を通じて子育て家庭の孤立を防ぎ、支援の必要な子どもや家庭の見守り体制を強める。「おすそわけ便」のうち配達や指定場所での受け取りのほか、夏休みの夕食配達が対象となる。

 児童福祉法に基づき三沢市が設置する「要保護児童対策地域協議会」には本年度、楽晴会もオブザーバーで参加。構成メンバーの市教委、児童相談所や三沢警察署などと定期的に情報交換・協議を行っている。

 楽晴会の中川れい子ソーシャルワーカーは「食事ができなかったり支援の必要な子どもが、市内にも想像以上にいることが分かってきた」、齊藤理事長は「多様な困難事例が潜んでいるが、行政と連携し、徐々に支援につなげることができている。困っている世帯が自立できるよう支援していきたい」と語る。

 市福祉部の篠田浩一部長は「経済状態の変化を迅速に把握するのは難しい。行政だけでは十分に行き届かない部分もある中、楽晴会に率先して対応していただき、ありがたい」、県社協の葛西裕美・社会貢献活動推進室長は「関係機関同士のつながりや活動の輪が広がることに期待したい」と話している。


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