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【栃木県】

子どもの居場所に 空き家活用し駄菓子屋 宇都宮の元教員ら 交流や自主学習支援

下野新聞 2021年9月3日(金)
ニュース画像
子どもの居場所を提供する瀬下さん(中央)ら

 【宇都宮】市内の元教員ら3人が、弥生2丁目の空き家に駄菓子屋兼寺子屋をオープンした。毎週水曜日、子どもたちが買い物や友達との交流を楽しんだり、自主学習にいそしんだりして自由に放課後を過ごせる場として開放する。子どもの居場所をつくり、地域で教育に取り組む体制を目指す。
 元中学校教員の瀬下洋一(せしたよういち)さん(60)が発案。教員時代、県内の子ども食堂や海外の教育現場を視察し「家庭環境や経済状況によって子どもの学習や体験の機会に格差が出ないよう、街単位で動く必要がある」と思うようになったという。
 今春、退職を機にオープンに向けた準備を始めた。賛同した不動産業経営の石塚雅一(いしづかまさいち)さん(48)が場所を提供し、子どもの学習や生活支援に取り組むNPO法人理事長の並木孝夫(なみきたかお)さん(51)が担うことになった。
 石塚さんによると、宮の原地区周辺には長年駄菓子屋がなかった。「自分で買い物をすることで計算力や決断力を養えるだけでなく、友達や地域の人と関わるきっかけが生まれる」と期待する。
 駄菓子屋は午後3時から。同6〜8時は、瀬下さんや並木さん、市内の大学生らが学習支援を行う。今後は子育て世代や高齢者などが交流するコミュニティースペースとしても活用するとともに、遠足や体験型学習も企画する予定。
 瀬下さんは「地域で子どもたちの未来をつくっていきたい」と話している。
 (問)並木さん090・2209・3610。


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