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【岐阜県】

官民一体、通院の足守る 白川病院のバス、町営と一部統合 来月から ルートの重複解消、効率化

岐阜新聞 2021年9月6日(月)
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加茂郡東白川村方面から到着した送迎バス=同郡白川町坂ノ東、白川病院

 岐阜県加茂郡白川町坂ノ東の白川病院が運行する通院用の無料送迎バスの一部路線が、10月から町営バス路線に統合される。民間の送迎バスが公共交通に組み込まれるのは全国的にも珍しく、通院にバスを利用する場合、運賃はこれまで通り無料にする。人口減少が続く町で、効率的なバス運用と「通院の足」の維持を両立する試みになる。

 白川病院の送迎バスは13路線あり、診療時間に合わせて町内外の各地を1日1往復する。統合の対象は加茂郡東白川村、同町黒川地区を走る2路線で、町営バスの白川東白川線と白川中央線にそれぞれ一本化される。統合後のバスルートに入っていない同村の一部地区については、引き続き病院が送迎を行う。統合後、白川東白川線は増便した上で一部の便が白川病院発着になり、白川中央線は黒川地区まで延伸する。利用者は病院に行く時間、帰る時間を選ぶことができ、通院の帰りに買い物に立ち寄れるなど利便性が向上する。

 町内では、2018年から、路線バスと予約制バスを組み合わせた新たな公共交通網を展開。しかし、運転手の確保が思うようにいかない中で、同じ時間帯に送迎バスと町営バスが近くを走る「重複」があるなど課題も残っていた。横家敏昭町長は「今ある資源を少しでも有効に活用したかった」と話す。

 同病院の送迎バスは、1981年に運行を始めた。患者にとって負担が大きかった交通費の問題を解消し、気軽に通院できるようになったことで、地域医療の振興にもつながった。こうした背景もあり、野尻眞院長は統合について「最初はちゅうちょした」と話すが、「利便性の高い交通網は今後必ず必要になる」として、町への協力を約束した。統合後、通院のために同病院までバスを利用する場合、運賃は病院側が負担する。一方で、今年8月に交わした両者の覚書には、統合後、町の責任で通院患者の利便性を考慮したバス運行を続けるとの内容が盛り込まれた。

 病院側はバス路線を縮小することで経費を節減し、その範囲内で運行費の一部を負担。町の予算措置と病院からの負担金などを財源に路線を拡充する。統合に携わった名古屋大大学院環境学研究科の加藤博和教授は「今より少ない人員と車両で、たくさんの人の利便性を向上させることができる」と話す。町と病院は、送迎バスの他の町内路線も段階的に統合していく。


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