アイコン

トップ

アイコン

高齢・介護

アイコン

医療

アイコン

障害者福祉

アイコン

子ども・家庭

旧トップ
ページへ

トップ背景
wamnetアイコン
検索アイコン
知りたいアイコン
ロックアイコン会員入口
アイコントップ |
アイコン高齢・介護 |
アイコン医療|
アイコン障害者福祉|
子ども・家庭
アイコン



ランダム表示の広告
福祉医療広告

高齢・介護
医療
障害者福祉
子ども・家庭

ニュース
トップ

【岡山県】

高校で孤立防ぐ「居場所カフェ」 岡山、放課後開設に民間団体運営協力

山陽新聞 2021年9月9日(木)
ニュース画像
「みつカフェ」で思い思いの時間を過ごす生徒ら

 岡山県立2高校が民間団体と協力し、家庭でも教室でもない「第3の居場所」を放課後の校内につくっている。生徒の悩みにいち早く気付いて適切なサポートにつなげると同時に、子どもたちにとっては教員や保護者以外の大人と気軽に話せる場として好評だ。孤立や不登校を防ぐ効果も期待されている。

 7月上旬、御津高(岡山市北区御津金川)の一室に「みつカフェ」と銘打ったスペースが設けられた。生徒は巻きずしや菓子を食べながら、運営を手伝うボランティアや友人とおしゃべりしたり、一人でリラックスした時間を過ごしたりした。バルーンアートの体験や七夕の短冊作りを通して参加者同士のコミュニケーションを促す工夫もあった。

 3年の女子生徒(18)は「先生やカウンセラーには話しにくいこともある。ここは気軽に来て楽しめるし、就職の相談もできる」と話した。

校外の大人参加

 校内で生徒がくつろぎながら過ごせる場は「居場所カフェ」と呼ばれ、県内だけでなく大阪や神奈川など各地で開設が進む。地域や家庭の環境が様変わりする中、さまざまな課題を抱える生徒を孤立させず、支援することが大きな目的だ。

 御津高では神田亮一校長が、家庭の事情で十分に食事が取れない生徒や、身近に悩みを相談できる大人がいない人を支えようと、他県の事例を参考に思い立ったのがきっかけ。虐待などで社会的養護が必要な子どもを支援する一般社団法人ぐるーん(岡山市)が協力を申し出て実現した。

 4月下旬から本格的に始め、月2回のペースで運営。1回当たり約2時間、出入り自由で約50人が訪れる。ぐるーんのスタッフや大学生、主婦、保育士らがボランティアとして参加。料理したり、フードバンクから提供を受けたりした食べ物を無料で提供する。

 「社会的養護が必要な状況に至らないまでも、困難を抱える子どもは多くいる。学校の支援が難しい部分で少しでも助けになれば」と、ぐるーんの河本美津子代表理事。神田校長は「生徒たちは毎回楽しみにしている。年間を通して続けていくことで救われる場になってほしい」と話す。

不登校生徒支援

 県内で先行したのは鴨方高(浅口市鴨方町鴨方)。昨秋から、一般社団法人mokoa(同市)と連携して不定期で続ける。生徒は同団体のスタッフに対し、進路や日頃の学校生活で感じていることを座談会形式で自由に話す。新型コロナウイルス感染防止に配慮し、飲食は休止中だ。

 同高は、不登校気味の生徒の支援にもつながると期待。万代ユミ指導教諭は「教室と違い、地域の方に対しては積極的に発言できる生徒もいる。少しずつ自信をつけていく場になりつつある」と言う。

 居場所カフェの開設は各校の判断に委ねられている。長期化するコロナ禍で生徒の心のケアも求められる中、存在感は高まっていきそうだ。


ページトップ