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【徳島県】

食物アレルギーの災害時対応を学ぶ 徳島・美馬で講座

徳島新聞 2021年9月13日(月)
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食物アレルギー対応の非常食について一井さん(右端)の説明を聞く参加者=美馬市美馬町の県西部防災館

 美馬市美馬町の県西部防災館で5日、災害時の食物アレルギーを考える講座が開かれ、来場やオンラインで参加した13人が対応の仕方を学んだ。

 管理栄養士や防災士の資格を持ち「徳島みまアレルギーっこの会」代表を務める一井郁子さん(39)が講師を務めた。災害時に起こる可能性のある問題として▽アレルギー対応商品の不足▽炊き出し時のアレルゲンの誤食▽周囲の理解不足▽アナフィラキシーへの対応の遅れ―の4点を挙げた。

 避難所での炊き出しでは、使った食材の表示ラベルを張り出すことで「普段から原材料を確認して生活している食物アレルギーのある人だけでなく、乳幼児、高齢者、持病や宗教上の理由で食事に制限がある人など、利用者みんなに優しい環境が整う」と語り掛けた。

 会場では参加者がリストアップされた野菜や調味料を使い、米粉のお好み焼きなど炊き出しのメニューを考えた。「野菜サラダのマヨネーズには卵が入っているから、混ぜずに別添えにしよう」などと話し合い、模造紙に原材料の表示や注意書きをまとめて発表し合った。

 美馬町駅の脇田美代子さん(75)は「老人会などで防災の勉強はしていたが、食事の気配りは考えていなかった。知らなければ命に関わるので、避難者に自分から声を掛けるようにしたい」と話した。


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