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【宮崎県】

不妊の悩み寄り添う 県助産師会、サポーター養成来月開始

宮崎日日新聞 2021年9月28日(火)
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10月から始まるサポーター養成研修に向けて準備を進める県助産師会のメンバーたち

 来年4月から不妊治療が保険適用になるのを前に、県助産師会(森伴子(ともこ)会長)は、不妊症や不育症に悩む人を心理的に支える「ピアサポーター」の養成に向けて準備を進めている。養成研修は10月からオンラインで実施(無料)。不妊治療中の人は精神的負担に加え、高額な治療費や仕事との両立に悩むことが多く、同会は「家庭や職場、地域の理解者を増やし、産み育てやすい宮崎にしたい」としている。
 県内で不妊治療を受ける人は増えている。県健康増進課によると、特定不妊治療の助成件数は増加傾向で、昨年度は914件。県の不妊専門相談センター「ウイング」への相談は100件で、男性からの相談も多い。
 宮崎市の女性(38)は長女(1)を授かるまで、不妊治療を6年間続けた。治療は生理周期によって急に決まり、10日連続のこともあるため、「職場に迷惑を掛ける」と仕事をフルタイムからパートに変更した。周期ごとの治療費は保険適用外で30万〜50万円。県や市の助成枠はすぐに使い切った。「経済面、体力面に加えて精神面の苦しさが一番大きかった」という。
 親に心配を掛けられず、不妊治療中の友人には気軽に連絡できない。爆発する不安や不満は夫(37)が受け止めた。夫も「周囲に不妊治療の詳細を知る人はなく、悩みを話せなかった」と男性も含めた相談支援の必要性を強く感じている。
 ピアサポーター養成は国の新規事業で、日本助産師会が受託。不妊治療を経験した人や支えたい人を対象に募集し、治療中の人の悩みを聴いたりアドバイスしたりといった活動を想定している。養成研修では不妊治療や里親制度、相談支援に関する講義5回を視聴し、シンポジウムやグループワークに参加する。
 県助産師会の田中優子副会長は「『また仕事休むの』『まだ子どもができんと?』という心ない言葉が消え、不妊治療のことを話しやすい社会になれば」と話す。
 サポーターは一般枠と医療従事者枠があり、全国で各1050人募集している。研修は日本助産師会のホームページから申し込む。問い合わせは県助産師会(電話)0985(35)7210。


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