
大塚校長(左)に目録を手渡す寺奥理事長=板野町の板野支援学校
県内の畳製造販売業者でつくる県畳商業組合(徳島市)が、板野町の板野支援学校に畳11枚(15万円相当)を贈り、保健室や寄宿舎の畳を一新した。
支援学校で4月28日に贈呈式があり、寺奥佳生理事長が大塚啓子校長に目録を手渡した。大塚校長は「自宅で過ごしているような感覚を味わってもらえると思う。大切に使わせてもらいます」と礼を述べた。
小さな畳を使った製作講座も開かれ、生徒4人が畳のへりを貼り付ける作業を体験した。高等部3年の森本改人さん(17)は「楽しかった。自分の部屋に飾りたい」と話した。
組合は畳の良さを感じてもらおうと、2018年から寄贈を続けている。