
啓発グッズなどを受け取る地域住民=26日、宇陀市大宇陀田原
奈良県宇陀市の大宇陀幹部交番連絡協議会(松本匡司会長)と桜井署大宇陀幹部交番(清水信良交番所長)は、2018年を最後に中断していた、独居老人宅などを訪問する「地域ふれあい散策活動」を26日再開した。
この日は協議会員7人と桜井署員6人で、宇陀市大宇陀栗野の阿騎野ゴルフ倶楽部を訪ね、飲酒運転根絶宣言をした峯林哲朗支配人にハンドルキーパー運動のステッカーなどを手渡した。
続いて、大宇陀田原や同下片岡などの独居老人宅など約10軒を訪ね、振込詐欺の防止や交通安全などを訴えた。
同ゴルフ倶楽部の峯林支配人は「アルコール提供の際、運転者が飲まないよう従業員に徹底したい」と話し、地域で応対した高齢者らは「暑いのによく来てくれた。気を付けます」と笑顔で応え、啓発グッズを受け取っていた。
松本会長は「地域住民とのふれあいなくして地域安全はない」とコミュニティーの大切さを訴えていた。