
イオンモール土岐に開設される子育て支援拠点を体験に訪れた親子ら=土岐市土岐津町土岐口、ときめっく
7日にオープンするイオンモール土岐(岐阜県土岐市土岐津町土岐口)の2階に、同市の子育て支援施設「親子ひろば『ときめっく』」が開設される。多治見市のNPOママズカフェが運営を受託し、乳幼児連れの父親、母親が安心して立ち寄り、相談や各種サービスとつなぐことができる拠点とする。
親子の交流拠点を設けるだけでなく、具体的な支援を考え保健センターなど必要な機関につなぐ利用者支援事業も展開。市ファミリー・サポート・センターの登録やサービス依頼も受け付ける。大型商業施設内に、こうした多機能型子育て支援施設ができるのは県内で初めてという。
施設は93平方メートル。カーペットやソフトマットが敷き詰められ、壁には絵本のような優しい装飾が施されている。
専門のスタッフが常駐し、相談を受ける。企業の寄贈による絵本150冊を備えたコーナー、相談室があり、ファミリー・サポート・センターの手続きも受け付ける。年間2万人の利用を見込む。
同NPOは多治見市を拠点に親子カフェの運営など各種活動を手がけてきた。山本博子理事長は「これまで支援の手が届かなかった層にも、ショッピングセンターならつながることができる。東濃地域の子育て支援のハブにしたい」と話している。
午前10時から午後5時まで。月曜、祝日の翌日は休館。