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【岐阜県】

温度管理IoT 松波病院が開発 ワクチン冷蔵庫の異常、スマホに通知

岐阜新聞 2021年7月16日(金)
温度管理IoT 松波病院が開発 ワクチン冷蔵庫の異常、スマホに通知

スマートフォンに送信された冷蔵庫の温度変動を示す折れ線などの情報=羽島郡笠松町田代、松波総合病院

 松波総合病院(岐阜県羽島郡笠松町)は、新型コロナウイルスワクチンを保管する冷蔵庫内の温度が適正でない時、スマートフォンなどへ異常を自動的に通知する「温度管理用IoTソリューション」を開発した。
 同病院内の情報システムを開発する部署「FMDセンター」が手掛けた。
 職域接種などでは、解凍後のワクチンを家庭用冷蔵庫で保管するケースが多い。ワクチンは2度から8度以内で保存しなければならないが、庫内温度は扉を開けた際に上昇するなど一定ではない。
 無線通信ネットワークが備わったIoTセンサー(縦約9センチ、横約5センチ)を冷蔵庫内に置くと約10分ごとに温度を計測。上限、下限温度に達すると、管理サーバーを通じ、企業の担当者のスマホやパソコンなどに異常を知らせるメールを自動送信する。専用アプリをインストールすれば、リアルタイムで温度を確認することもできる。
 冷蔵庫の温度管理ミスで、貴重なワクチンが廃棄されるケースがあるが、松波和寿病院長は「手間も要らず、安心してワクチンを保管することができる」と話す。
 IoTソリューションは同病院が請け負う職域接種で既に企業が活用しており、他の医療機関が行うワクチン接種にも提供する。

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