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【高知県】

VRで認知症体験を 高知県社協が無料実施中

高知新聞 2022年8月1日(月)
VRで認知症体験を 高知県社協が無料実施中

VR機器を使い、認知症当事者の疑似体験ができる(高知市の県立ふくし交流プラザ)

 高知県社会福祉協議会(高知市朝倉戊の県立ふくし交流プラザ内)はこのほど、仮想現実(VR)機器を使って認知症当事者の視点を疑似体験できる取り組みを始めた。担当者は「支援者の方や、広く一般の方にも利用してほしい」と呼び掛けている。

 体験は事前予約制で、無料。備え付けのゴーグル型端末とヘッドホンを装着し、「私をどうするのですか?」「レビー小体病幻視編」「ここはどこですか?」などとタイトルが付けられた映像から選択。電車に乗っている時に現在地が分からなくなる状況や、そこにはないものが見える幻視など、認知症の人に近い日常を疑似体験する。認知症当事者へのインタビューも見ることができる。

 映像コンテンツは、サービス付き高齢者向け住宅の運営などを手掛けるシルバーウッド(千葉県)が、認知症の人の経験などを取り入れて制作。全国の医療介護、教育現場でも見られているという。

 担当する小西恵美さんは「当事者の不安感や接し方など、さまざまな気づきを得るきっかけになれば」と話している。

 体験時間は約30分。午前10時〜午後4時に実施しており、第2日曜と祝日、年末年始は休み。予約、問い合わせは、ふくし用具展示コーナー(088・844・9271)へ。(松田さやか)

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